in: SFマガジン, Vol. 18, No. 8 (No. 225) (Aug. 1977)
Note: エドモンド・ハミルトン追悼号
Note: 19770801
目次及び内容紹介
ハミルトン追悼特集 解説 / 鏡明 38-41
夫を偲ぶ / リイ・ブラケット tr. 野田昌宏; ill. 真鍋博 42-46
蛇の女神 (Serpent Princess) / tr. 野村芳夫 (NOMURA Yoshio); ill. 中村銀子 48-68
人智の及ばぬ邪悪な心秘め。水晶宮に眠るは麗しき蛇の女神。今、発掘隊がその千古の呪縛を解き放つときいにしえの大いなる災いは再び・・・・・・。
マムルスの邪神 (The Monster-God of Mamurth) / tr. 谷口高夫 (TANIGUCHI Takao); ill. 浅賀行雄 69-80
東アフリカの広大な砂漠の中 – 失われた古代都市の石柱に囲まれて。はるか太古より時の深淵を超えてきたおぞましき血に飢えた神の神殿が・・・・・・。
衛星チタンの<歌い鳥> (The Harpers of Titan) CF#23 / tr. 野田昌宏 (NODA Masahiro); ill. 加藤直之 81-103
箱型の体、レンズ眼、共振唇 – 生きている脳=サイモン・ライトが久方ぶりで新しい身体を得ることになったが・・・・・・。おなじみキャプテン・フューチャー・シリーズ!
1 衛星チタンの待ち人 82
2 とんでもない計画 86
3 人間・サイモン・ライトの復活! 91
4 恐怖の<歌い鳥> 98
審判の後に (After a Judgement Day) / tr. 風見順 (KAZAMI Jun); ill. 岩淵慶造 104-112
チャーリイが戻ってきた。きらめく星の彼方から冷たく暗い虚空の果てから滅び去った人類のもとへチャーリイが戻ってきた。
ハミルトン夫妻へのインタビュー (An interview with Leigh Brackett and Edmond Hamilton) / tr. 浅倉久志; ill. スタジオぬえ 129-149
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眠れる人の島 (Original Collection)
Editor/Translator: 中村融 (NAKAMURA Toru)
Translator: 市田泉(ICHIDA Izumi) *「神々の黄昏」と「邪眼の家」を担当
Publisher: 東京創元社, 2005.12.22
Pagination: 405 p. ; 16 cm
Series: 創元SF文庫 ; 637-04(SFハ-6-4)
ISBN 4-488-63704-3
内容紹介
奇想SF短編の名手ハミルトンの傑作短編集、幻想怪奇編。楽園のような孤島に漂着した男が出会った一人の美少女。彼女は、この島のすべてが〈眠れる人〉の見ている夢だという……驚愕の表題作をはじめ、太古の神殿を発掘中の一隊を襲った幻想的な事件を描く「蛇の女神」、見つめることで相手を病気にし殺すことさえできる力を持つ一族との闘い「邪眼の家」など5編を精選して収録。編者あとがき=中村融
Contents:
蛇の女神 Serpent Princess 9
眠れる人の島 The Isle of the Sleeper 59
神々の黄昏 Twilight of the Gods 87
邪眼の家 The House of the Evil Eye (DD#2) as Hugh Davidson 155
生命の湖 The Lake of Life 223
編者あとがき 幻想怪奇作家としてのハミルトン / 中村融 pp. 395-405
- 「夢見られる世界:エドモンド・ハミルトン「眠れる人の島」」『夢と眠りの物語ブックガイド』Kazuou, 2020, p. 18.
- 代島正樹, 創元SF文庫総解説, 東京創元社, 2023.12, p. 177.