太陽破壊者 (Starman Come Home)

Translator: 中上守 (NAKAGAMI Mamoru)
Cover Illustrator: 松本零士
Cover Design: 最上豊
Illustrator: 松本零士
Publisher: 日本文芸社, 1978.06.20
Pagination: 262 p. ; 19 cm
Note: Bound with: 海賊小惑星 / ブラケット (151-200) – 第五銀河系の復讐 / エリスン (201-258)
Note: 「太陽破壊者」 pp. 3-180
解説: 宮田洋介 (pp. 260-262)
内容紹介
宇宙のはるかかなた、アンタ-レスの第四惑星の王都カトゥーンで銀河帝国と反乱軍の間で壮絶な殺戮が展開されていた。やがて、銀河帝国は反乱軍によって殲滅され、サラーニャ率いる”新帝国”が誕生する。
ニール・バニングは、ニューヨークに住むある出版社の平凡なセールスマンであった。ある日、彼はロルフと名乗る人間によって恒星間宇宙船に乗り、広大無限の宇宙を駆けめぐり、旧王都カトゥーンに到着する。
そこで彼は、彼自身の素性をロルフから明かされる。ニール・バニングという人物は実際には存在せず、彼の肉体は、九万年前、銀河系の半分以上を代々支配していた銀河帝国の国王ヴァルカー家の残された最後の子孫、カイル・ヴァルカーであることを–。
新帝国壊滅に決起した旧帝国は、その唯一の鍵を握る”ヴァルカー家のハンマー”の出動をカイル・ヴァルカー即ちニール・バニングに呼びかける。”ヴァルカー家のハンマー”–あらゆる反徒を威圧せずにはおかない恐るべき威力を秘めた秘密兵器”ヴァルカー家のハンマー”とは?
広大無辺の宇宙を部隊に壮大に繰り広げられる痛快無比のスペース・アドベンチャー!! 表題作他二篇収録。
『宇宙の破壊者』の異名をもつ、エドモンド・ハミルトン会心のスペースオペラ – 本邦初訳!!
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