Les Rois des Étoiles (The Star Kings) SK#1 Le Retour aux Étoiles (Return to the Stars) SK#2

Les Rois des Étoiles (The Star Kings) SK#1 &
Le Retour aux Étoiles (Return to the Stars) SK#2 All in One Vol. SK
Translator: Gilles Malar (The Star Kings)
Translator: Frank Straschitz (Others)
Publisher: Paris: Opta, 1968
Page: xxxii, 391 p.
Series: Club du Livre d’Anticipation : Les Classique de Science Fiction : 12
Introduction: Sam Moskowitz
Contents:
1 – Sam MOSKOWITZ, Introduction, p. v-xxii
2 – Pierre VERSINS, Bibliographie des oeuvres de Edmond Hamilton, p. xxiii-xxvii
3 – Jacques SADOUL, Avant-propos de l’éditeur, p. xxviii-xxix
4 – Avant-propos de l’auteur, p. xxxi-xxxi
5 – Les Rois des étoiles (The Star Kings), p. 5-216, trad. Gilles MALAR SK#1
6 – Retour aux étoiles (Return to the stars), p. 221-387, Roman, trad. Frank STRASCHITZ
6-1 – Les Royaumes des Étoiles (Kingdom of the Stars) SK#2-1
6-2 – Les Rivages de l’Infini (The Shores of Infinity) SK#2-2
6-3 – Les Étoiles Brisées (The Broken Stars) SK#2-3
6-4 – L’Horreur venue de Magellan (The Horror from the Magellanic) SK#2-4
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「これはハミルトンの最高傑作では決してない。だが、あの名作『スター・キング』の続篇であり結末であるこの小説にはちょっと面白い裏話があるので、私は それをここで紹介してみたい誘惑を感ずる。実は、『スター・キングへの帰還』は、他でもないこの私の要請によって書かれたのである。私を含むスタッフは、 クラブ・デュ・リーブル・ダンティシパシオン叢書で『スター・キング』の再版を出すことになったが、その時、同じ作者の作品をもうひとつつけようとういう 話がでた。そこで私がハミルトンに手紙を書き、ジョン・ゴードンの冒険の続篇はないのか訊ねてみた(中略)。するとハミルトンから返事が来て、『スター・ キング』の続篇になる中篇は二つ書いているのだが、物語を完結するにはあと二篇ほど書き足さなければならないので悪しからずということだった。ところが、 その数日後、再びハミルトンから手紙が届き、私たちの叢書で出したC・L・ムーアの二つの長篇を落手したが、これほど良い装丁の本を見たことがない、つい ては、ジョン・ゴードンの冒険の結末を書いてもよろしい、という旨がしたためられていた。かくして、われわれは、ハミルトンのタイプ原稿に基づいてテクス トを仏訳し、アメリカ版に先だつ一年半前にこれを出版したのである。(中略)この続篇は、正篇の内容に遠く及ばないが、私はどうも生まれつき口が軽いほう なので、この続篇の誕生秘話を語らずにいられなかったという次第である。」 – ジャック・サドゥール著; 鹿島茂,鈴木秀治訳『現代SFの歴史』(早川書房, 1984.12) p. 353-354