宇宙船殺人事件 (Original Collection)

宇宙船殺人事件

Editor/Translator: 稻並廣子 (INANAMI Hiroko)
Publisher: 綺想社, 2023.11
Pagination: 212 p. ; cm
ISBN
内容紹介
これぞ、パルプ小説。宇宙の破壊王と異名をとる『キャプテン・フューチャー』シリーズでもお馴染みのエドモンド・ハミルトンの、アッと驚くような知られざる作品を、パルプマガジンから発掘して紹介する第一弾!
Contents:
死腿 (Dead Legs) p. 5-48 #046

宇宙船殺人事件 (Space-Rocket Murders) p. 49-158  #052
 すぐにその男は手を伸ばし、私の驚きと恐怖に、短く刈り上げた髪をひとつの塊に、実際にはかつらにまとめて引きちぎりました。 

侏儒の島 (Pigmy Island) p. 159-212  #031
 「髪の毛や肉が焼けた不快な臭いがした。」

反対進化 (Original Collection)

Editor/Translator: 中村融 (NAKAMURA Toru)
Translator: 市田泉 (ICHIDA Izumi)
Publisher: 東京創元社, 2005.03.25
Pagination: 400 p. ; 16 cm
Series: 創元SF文庫 ; SF-ハ-6-3
ISBN 978-4-488-63703-3
内容紹介
《キャプテン・フューチャー》や《スター・キング》でスペース・オペラの雄として知られるハミルトンは、「フェッセンデンの宇宙」をはじめとする奇想SF短編の名手でもある。カナダ奥地で発見されたゼリー状の奇妙な生物との遭遇を描く表題作、人里離れた山中に落下した多面体状の隕石に秘められた秘密「呪われた銀河」、《キャプテン・フューチャー》と同じ宇宙を舞台にした冒険譚「失われた火星の秘宝」、未来が現実となったときのSF作家の哀愁を描く「プロ」など傑作10編を精選。編者あとがき=中村融
Contents:
「アンタレスの星のもとに」 Kaldar, World of Antares 9 (SM#1)
「呪われた銀河」 The Accursed Galaxy 77
「ウリオスの復讐」 The Avenger of Atlantis 109 tr. 市田泉
「反対進化」 Devolution 161
「失われた火星の秘宝」 Lost Treasure of Mars 191
「審判の日」 Day of Judgement 229
「超ウラン元素」 Transuranic 257 tr. 市田泉
「異境の大地」 Alien Earth 293
「審判のあとで」 After a Judgement Day 343 tr. 市田泉
「プロ」 The Pro  365
編者あとがき SF作家としてのハミルトン / 中村融 pp. 389-398

  • 代島正樹, 創元SF文庫総解説, 東京創元社, 2023.12, p. 177.

眠れる人の島 (Original Collection)

Editor/Translator: 中村融 (NAKAMURA Toru)
Translator: 市田泉(ICHIDA Izumi) *「神々の黄昏」と「邪眼の家」を担当
Publisher: 東京創元社, 2005.12.22
Pagination: 405 p. ; 16 cm
Series: 創元SF文庫 ; 637-04(SFハ-6-4)
ISBN 4-488-63704-3
内容紹介
奇想SF短編の名手ハミルトンの傑作短編集、幻想怪奇編。楽園のような孤島に漂着した男が出会った一人の美少女。彼女は、この島のすべてが〈眠れる人〉の見ている夢だという……驚愕の表題作をはじめ、太古の神殿を発掘中の一隊を襲った幻想的な事件を描く「蛇の女神」、見つめることで相手を病気にし殺すことさえできる力を持つ一族との闘い「邪眼の家」など5編を精選して収録。編者あとがき=中村融
Contents:
蛇の女神 Serpent Princess 9
眠れる人の島 The Isle of the Sleeper 59
神々の黄昏 Twilight of the Gods 87
邪眼の家 The House of the Evil Eye (DD#2) as Hugh Davidson 155
生命の湖  The Lake of Life 223
編者あとがき 幻想怪奇作家としてのハミルトン / 中村融 pp. 395-405

 

  • 「夢見られる世界:エドモンド・ハミルトン「眠れる人の島」」『夢と眠りの物語ブックガイド』Kazuou, 2020, p. 18.
  • 代島正樹, 創元SF文庫総解説, 東京創元社, 2023.12, p. 177.

フェッセンデンの宇宙 (Original Collection)

Editor/Translator: 中村融 (NAKAMURA Toru)
Publisher: 河出書房新社, 2012.09.06
Pagination: 457 p. ; 16 cm
Series: 河出文庫(Kawade bunko) ; ハ-8-1
ISBN978-4-309-46378-0
内容紹介
天才科学者フェッセンデンが実験室のなかに創った宇宙。それを見てしまった「ぼく」は – 。名作中の名作として世界中で翻訳された表題作他、「向こうはどんなところだい?」「翼を持つ男」など稀代な奇想SF作家の代表作を収録、さらに文庫版のための新訳3篇を含む全12篇。情感豊かなストーリー・テラーがおくる物語集。
目次
「フェッセンデンの宇宙」 Fessenden’s World 9
「風の子供」 Child of the Winds 35
「向うはどんなところだい?」 What’s It Like Out There?  73
「帰ってきた男」 The Man Who Returned 119
「凶運の彗星」 The Comet Doom 145
「追放者」 Exile 211
「翼を持つ者」 He That Hath Wings 221
「太陽の炎」 Sunfire! 267
「夢見る者の世界」 Dreamer’s Worlds 297
「世界の外のはたごや」 The Inn Outside the World 363
「漂流者」Castaway 393
「フェッセンデンの宇宙」 1950年版  Fessenden’s World 409
単行本版編訳者あとがき 435-451
文庫版編訳者あとがき 453-457

書評

  • 「朝日新聞」 45426号 (2012.10.21) p. 15
  • 菊池崇志「創造主と科学者倫理」『ブックガイド2015』(長岡技術科学大学共通教育センタ-)

フェッセンデンの宇宙 (Original Collection)

Translator: 中村融 (NAKAMURA Toru)
Publisher: 河出書房新社, 2004.04.19
Pagination: 357 p. ; 20 cm
Series: シリーズ奇想コレクション ; 4
ISBN 4-309-62184-8
内容紹介(帯)
“奇想コレクション” 第4回配本は、情感豊かなストーリー・テラー、エドモンド・ハミルトン。生誕百周年を記念して、完全新訳・オリジナル編集でおくる、奇想天外がぎっしりつまった物語集。
史上最高の科学者フェッセンデンが実験室のなかに宇宙を創った! 世界中の言葉に翻訳された、名作中の名作「フェッセンデンの宇宙」をはじめ、代表作「向こうはどんなところだい?」「翼を持つ男」、切ない怪奇小説「帰ってきた男」、ショート・ショート「追放者」、さらに本邦初紹介作として「風の子供」「凶運の惑星」「太陽の炎」「夢見る者の世界」の4篇を含む、全9篇を収録。
Contents:
フェッセンデンの宇宙 Fessenden’s Worlds 7
風の子供 Child of the Winds 31
向こうはどんなところだい?  What’s It Like Out There? 67
帰ってきた男 The Man Who Returned 111
凶運の彗星 The Comet Doom 135
追放者 Exile 197
翼を持つ男 He That Hath Wings 207
太陽の炎 Sunfire! 249
夢見る者の世界 Dreamer’s World 277
編訳者あとがき あなたの知らないハミルトン / 中村融 pp. 339-354
エドモンド・ハミルトン 著作リスト pp. 355-357

銀河大戦 [漫画版] (Outside the Universe) IP#4

Cartoonist: 七瀬カイ(手塚プロ)
Publisher: 主婦の友社, 1978.12.01
Pagination: 161 p.
Series: TOMOコミックス . 名作ミステリー ; TM-25
解説: 原作者と作品について / 加納一郎
Note: 翻案: 加納一郎
Note: Not Fiction
内容紹介(ダストジャケット)
アンドロメダ大星雲。大小マゼラン星雲。そして、われらが銀河系。三つの宇宙をまたにかけ、すすむは恐れを知らぬ星間パトロール隊!
その行く手には、想像を絶した戦いが待っていた。
壮大なスケールでえがく、スペースオペラの傑作が、いま、はじめて劇画で再現された。
ip4-comic

翼をもつ男 (He That Hath Wings)

Translator: 荒俣宏 (ARAMATA Hiroshi)
Illustrator: 岩淵慶造
in: SFマガジン, vol. 10, No. 7 (No. 122) (July 1969), pp. 21-39
Note: 19690701
内容紹介
強烈な放射線を浴びた母胎から、医学史上いまだかつて類例のない奇跡が生れた。その新生児は、翼をもつミュータントだったのだ!
sfm196907

人工宇宙の恐怖 (Fessenden's Worlds)

Translator: 亀山龍樹
in: 科学者たちの陰謀, ポプラ社, 2005.02.26, 198 p. ; 20 cm. – (SF セレクション ; 4)
ISBN:978-4-591-08498-4
内容紹介
福島正実、大海赫、エルサ・ベスコフ、手塚治虫、、E.ハミルトン、ジョン・テインなど、マッド・サイエンティストの物語。
目次
変な科学者 <福島正実> ・・・・・・5
あなたのエラサはなんポッチ? <大海赫> ・・・・・・17
クローカ博士の発明 <エルサ・ベスコフ> ・・・・・・47
バックネットの青い影 <手塚治虫> ・・・・・・73
人工宇宙の恐怖 <E・ハミルトン> ・・・・・・109
究極触媒 <ジョン・テイン> ・・・・・・133
解説 <赤木かん子> ・・・・・・196

神々の黄昏 (Twilight of the Gods)

Translator: 田沼幸男 (TANUMA Yukio)
in: 幻想と怪奇, Vol.2, No. 6 (No. 12) (Oct. 1974) , pp. 75-105
Note: 19741001
内容紹介
スペースオペラの雄、宇宙の破壊者、キャプテン・フューチャーの生みの親 – ありとあらゆる名誉と非難を一身に集めるこの作家こそ、パルプマガジン時代の最も才能あるヒーローだったのではないだろうか。もしハミルトンがいなかったら、WT [註:ウィアード・テールズ]も、アメージングも、アスタウンディングも、あれほど血沸き肉躍る雑誌にはなり得なかったろう! ここでは、冒険ファンタシィの作家として捉えたハミルトンの一面を、最もドラマチックに表現する力編を紹介しよう。作品の素材は、アメリカ幻想怪奇小説の作家が一度は手がけたいと願う、あの勇壮広大な大叙事詩「北欧神話」なのだ!
原題は The Twilight of the Gods 出典は WT 四八年七月号。
genso&kaiki

滅びの星 (Doomstar)

Translator: 鎌田三平 (KAMATA Sanpei)
カバーデザイン・AD: たなべまこと
Illust: 福田典高
Publisher: 久保書店, 1981.09.20
Pagination: 255 p. ; 19 cm
Series: SFノベルズ ; 15
解説: ハミルトンは語る 宮田洋介 (pp. 251-255)
ISBN: 9784765901154
内容紹介
恐怖の滅びの星の噂が宇宙の巷に流れる頃ヒヤデス星団の小惑星が突如死滅した。その謎を追ってタナナル星に赴く密交易商人が、謀略と裏切りの挟間でみたものは・・・!?
ds-jp書評

  • 「SFアドベンチャー」25号 1981.12  評者:安田均