望郷のスターウルフ (World of Starwolves) SW#3

Translator: 野田昌宏 (NODA Masahiro)
Illustrator: 斎藤和明
Publisher: 早川書房, 1971.12.31
Pagination: 259 p. ; 16 cm
Series: ハヤカワ文庫 ; SF 46
Note: 訳者解説 ケイン故郷へ帰る pp. 257-259
ISBN: 9784150100469
内容紹介
モーガン・ケイン ― 地球人の両親を持ちながら惑星ヴァルナに誕生。広漠たる大銀河にその名も高き宇宙海賊スターウルフの一人だった彼は,ふとした仲間割れから相手を殺し脱走,外人部隊に身を投ずる。以来あくまで一隊員として身元を隠し,追手を逃れてきたのだが――銀河系最大の芸術的秘宝〈歌う太陽〉が略奪され,それに二百万クレジットという莫大な賞金がかけられたことを知るや,彼は今は引退したずはの元隊長ディルロを再び引っぱり出し,不敵にも,彼に血の復讐を誓うスターウルフ達の待つ星――忘れじの生まれ故郷ヴァルナへと,戻っていった・・・・・・!
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書評

  • 「SFマガジン」(1972年3月号) *「SFでてくたあ」 海外セクション担当:福島正実

暗黒星大接近! (Calling Captain Future) CF#2

Translator: 野田昌宏 (NODA Masahiro)
Illustrator: 水野良太郎
Publisher: 早川書房, 1971.11.30
Pagination: 338 p. ; 16 cm
Series: ハヤカワ文庫 ; SF 42
Note: Inside: Captain Future [冥王星] pp. 329-338
ISBN: 9784150100421
内容紹介
太陽系内の全テレバイザー通信機に,突如,ひとりの異様な人物の姿が現れた。怪人ザロ博士だ! 「巨大な暗黒星が,この太陽めがけ刻々接近しつつある。人類を救う道はただ一つ,九惑星の支配権を全て余に与えよ!」 人々はたちまち大恐慌におちいった。頼みの天文学者たちは次々と行方不明。〈太陽系防衛団〉と名乗る敵の一味を相手にまわし,火星,海王星,冥王星と,おなじみフューチャーメンの面々の大活躍がはじまる。だが,不覚にも敵の手に捕えられ,かつて生きて帰った者のない恐るべき〈宇宙のサーガッソ海〉に流されたキャプテンの運命やいかに……!
目次

1The Menace from Space太陽系に危機迫る!13
2The Futuremenフューチャーメン30
3On Desert Mars火星の荒野にて47
4Flight into Peril決死の脱出行65
5Trail to Pluto冥王星への追跡行82
6Graveyard of Space-Ships宇宙船の墓場95
7Encounter in Space宇宙での邂逅109
8On the Arctic World酷寒の惑星にて128
9Coming of Doctor Zarroザロ博士登場146
10The Marching Mountains動く山157
11In the Ice City氷の町にて172
12Interplanetary Prison太陽系刑務所186
13Secret of Hunters〈狩人通り〉にて205
14Cobalt Clueコバルトの手がかり222
15Monster Trap怪物の罠238
16World of Illusion錯覚の衛星249
17Hall of Enemies仇敵の館269
18Dark Star Secret暗黒星の秘密282
19In Outer Space太陽系の外で301
20Trail in the Stars星の海の中へ322

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書評

  • 「SFマガジン」(1972年2月号) *「SFでてくたあ」 海外セクション担当:福島正実

フェッセンデンの宇宙 (Fessenden's Worlds)

Translator: 稲葉明雄 (INABA Akio)
in: 世界のSF(短編集)古典篇, 早川書房, 1971.07.30. – (世界SF全集 ; 31) , pp. 79-96.
(前略)ハミルトンというと<キャプテン・フューチャー・シリーズ>など娯楽性の強いスペースオペラ専門のようなイメージもなきにしもあらずだが、ここに訳出された「フェッセンデンの宇宙」は、かれがただたんにそれだけの作家ではないことをうらづける代表的な作品の一つとして知られている。一九三七年のウィアードテールズ誌に発表された。 作品解説:野田昌宏
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挑戦!嵐の海底都市 (Captain Future's Challenge) CF#3

Translator: 野田昌宏 (NODA Masahiro)
Illustrator: 水野良太郎
Publisher: 早川書房, 1971.07.31
Pagination: 307 p. ; 16 cm
Series: ハヤカワ文庫 ; SF 31
Note: Inside: Captain Future [海王星] pp. 299-307
ISBN: 9784150100315
内容紹介
太陽系内のグラヴィウム鉱山が次々と破壊されていった。水星,火星,土星……。グラヴィウムは重力等化機を作るため欠かせぬ物質であり,それがなければ,異なる重力を持つ他の惑星への飛行はいっさいできなくなる。宇宙旅行が不可能になるのだ。この太陽系政府の一大危機に,月面のキャプテン・フューチャー向けて直ちに出動要請の緊急信号が送られた。しかし時すでに遅し! 〈破壊王〉と名乗る謎の人物の手によって,キャプテンはいずこかへ拉致されてしまったのである! 彼の生命はいまや風前の灯。おなじみフューチャーメンの面々は愛機コメットにうち乗って,必死の捜索を開始したが……!?
目次

1Zero Hourゼロ・アワー13
2Upon Earth’s Moon地球の月にて25
3Solar Peril焦熱地獄40
4Conference in Space宇宙会談57
5Grag Becomes a Godグラッグ、神様となる75
6Thunder Moon雷鳴の月87
7On the Ocean World海洋惑星にて107
8Trap Under the Sea海底の罠127
9Alien Mindsとりかえられた精神138
10Menace of the Depths深海底の危機150
11Storm Over Neptune嵐の海王星160
12Scientific Magic科学的大秘法174
13Otho Goes Fishingオットー、漁に出る190
14Dangerous Imposture危険なペテン206
15Dwellers from the Deep深淵の住民218
16Futuremen on the Trailフューチャーメンの追跡235
17City of the Sea-Folk水棲人の都市249
18Battle Beneath Ocean大洋底の戦い261
19Quaking Doom地震の危機274
20Rockets in the Night夜空のロケット295

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書評

  • 「SFマガジン」(1971年11月号) *「SFでてくたあ」 海外セクション担当:福島正実

さいはてのスターウルフ (Closed Worlds) SW#2

Translator: 野田昌宏 (NODA Masahiro)
Illustrator: 斎藤和明
Publisher: 早川書房, 1971.06.30
Pagination: 266 p. ; 16 cm
Series: ハヤカワ文庫 ; SF 29
Note: 訳者解説 スペース・オペラの楽しさ pp. 265-266
内容紹介
「とても信じてくれないだろう」とランドール・アシュトンは言った。「だがこれだけは言える – こいつは宇宙探険に絶対的な革命をもたらす,とね」こうして彼をはじめとすす四人の科学者と一人の星間貿易商は,アルクウ閉鎖星系に隠された恐るべき秘密の真相を追って意気揚々と地球を出発し,そしてそのまま消息を絶った・・・・・・。捜索を依頼された外人部隊の面々は,隊長ディルロ以下,勇躍禁断の宇宙に乗り込んだが――怪獣潜む密林を抜け,亡霊さまよう廃墟を過ぎ,排他的アルクウ人と戦いながら,一行はついに山岳地帯の地下深く,異様な巨大装置を発見する!
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書評

  • 「SFマガジン」(1971年10月号) 「SFでてくたあ」 海外セクション担当:福島正実

星間パトロール 銀河大戦 (Outside the Universe) IP#4

Translator: 深町眞理子 (FUKAMACHI Mariko)
Illustrator: 斎藤和明 (SAITO Kazuaki)
Publisher: 早川書房, 1971.01.31
Pagination: 248 p. ; 16 cm
Series: ハヤカワ文庫 ; SF 15
内容紹介
ここはわが銀河系宇宙の最外縁の星からさらに数千億マイル外側。漆黒の闇の中,壮麗に輝く島宇宙のへりにそって飛行を続けていた星間パトロールの一隊は,突如,いずかたともしれぬ虚空の彼方より襲来した謎の宇宙船団の攻撃にあい,壊滅的打撃を受けた。敵の正体は何か? そしてその目的は? 地球人ダー・ナルと彼の部下達は唯一隻,銀河系への必死の逃亡を開始した。この瞬間から,おのが宇宙の生死を賭け,三つの銀河を巻き込んだ,想像を絶する大宇宙戦が展開される!
目次
1 宇宙からの大軍 9
2 暗黒空間の追跡劇 21
3 殺人光線と真紅の破壊光線 36
4 宇宙空間での死闘 50
5 銀河連合のために 63
6 無限のかたへ 77
7 宇宙の門 93
8 生ける標本の広間 108
9 自由への突進 126
10 逃亡と追跡 137
11 アンドロメダ宇宙へ 149
12 評決はなされた 162
13 宇宙艦隊出撃 178
14 銀河系に還る 192
15 宇宙の大決戦 200
16 宇宙の外から 218
17 ふたたび外宇宙へ 237
解説 すばらしきアイデアマン / 森優 pp. 243-248
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書評

  • 「SFマガジン」 (1971年4月号) 「SFでてくたあ」 海外セクション担当:福島正実
  • 浜洋「ハミルトン名作ダイジェスト 星間パトロール銀河大戦」『月刊バルーン』(1979年12月号)p. 20-21.
  • 中村融「SFマガジン」 (2015年4月号) 「ハヤカワ文庫SF総解説 Part 1 : 1-500」 p. 14; 『ハヤカワ文庫SF総解説2000』2015, p.34.

ebook

時のロストワールド (The Lost World of Time) CF#8

Translator: 野田昌宏 (NODA Masahiro)
装幀: 金森達
Publisher: 早川書房, 1967.01.15
Pagination: 192 p. ; 19 cm
Series: ハヤカワ・SF・シリーズ ; 3132
内容紹介
時を隔てる一億年の昔、火星と木星の間にあった惑星カタインは、悲惨な終焉を迎えようとしていた。木星と衝突する運命の日が目前に迫っていたのである。科学者ダルルームは<時搬送ビーム>を使って、救援を乞う電磁信号を未来に向けて送った – その時間と空間とを超えた悲痛な叫びに応えたのは、太陽系にその名を馳せるキャプテン・フューチャーその人だった! かねてからタイム・トラベルの研究に余念のなかったフューチャーメンは、さっそく<航時推進機>の完成を急いだ。数週間後、キャプテン・フューチャーをはじめとして、アンドロイドのオットー、ロボットのグラッグ、<<生きている脳>>のサイモン、といずれ劣らぬ宇宙の戦士たちを乗せた超高速宇宙船コメット号は、<<航時推進機>>を装備して、一路、太古の惑星カタインへ向った。だが、予期せぬ出来事が起こった。直径500マイルほどの巨大な岩塊がコメット号をめがけてつっ込んできたのだ。それこそ、知られざる地球の第二の月だった!
アメリカSF界の巨匠エドモンド・ハミルトンがおくる痛快スペース・オペラ<キャプテン・フューチャー・シリーズ>の第三弾!
目次
1 小惑星の怪 9
2 科学の城 17
3 過去よりの叫び 25
4 第二の月 35
5 “過去”のフューチャー・メン 44
6 予期せざる仲間 53
7 星の崇拝者 61
8 太古の惑星 69
9 噴射航跡とともに 79
10 火星の魔術師 87
11 出口 95
12 世界の死 104
13 ジカルのスパイ 112
14 ユグラの下の死 120
15 災難 129
16 創世以前での難破 139
17 太陽系の誕生 148
18 ダーウィンの誤謬 156
19 火星への陰謀 164
20 大崩壊 172
21 惑星の末路 180
解説 スペースオペラの時代 野田宏一郎 187
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書評

  • 「SFマガジン」8(4) (1967年4月号) *p. 95 「SF Detector でてくたあ」 担当: 石川喬司?

太陽系七つの秘宝 (Captain Future and the Seven Space Stones) CF#5

Translator: 野田昌宏 (NODA Masahiro)
Publisher: 早川書房, 1966.02.28
Pagination: 202 p. ; 19 cm
Series: ハヤカワSFシリーズ ; 3107
内容紹介(裏表紙)
火星に難事あれば火星へ、金星に怪事件あれば金星に、はては遠く海王星、冥王星へと愛機コメット号を駆って、いくとこ敵なしのキャプテン・フューチャー! 彼に仕えるのはプラスチック・アンドロイドのオットー、鋼鉄製ロボットのグラッグ、<生きている脳>のサイモン・ライト。これこそ太陽系にその名を馳せるフューチャー・メンの面々である。おりしも、惑星警察機構の手にあまる事件が発生した。考古学者ケネス・レスターがニューヨークで殺害され、古代火星王朝時代の超科学の謎を封じ込んである“神秘の石”の一つが奪われていたのだ。その秘密を解いたものは、無限の力が得られるという。
栄華を極めた古代火星の復活を夢見る火星人の秘密結社<二つの月の子等>の支援をうけて、その宝石を虎視眈眈と狙っていた一人の科学者がいた。名はウル・クォルン。太陽系制覇をもくろむ野心家である。レスター殺害事件が、この男の仕業とにらんだフューチャー・メンは彼のいる金星にコメット号を飛ばした……。
太陽系の正義のために敢然、悪と対決するフューチャー・メン! 本格スペースオペラの決定版キャプテン・フューチャー・シリーズの第一弾!
目次
1 火星の秘密 11
2 キャプテン・フューチャー休暇のおわり 20
3 第三の石 28
4 古代の声 36
5 月へ 44
6 金星沼の危機 53
7 太陽系大サーカス 63
8 死の檻 73
9 フューチャー・メンの挑戦 82
10 “二つの月の子等” 89
11 火星の月にて 97
12 グラッグの受けた命令 107
13 宇宙葬 115
14 隕石群の中で 124
15 宇宙仙人 133
16 “歓楽の星” 143
17 最後の“石” 152
18 極微宇宙 163
19 星の巨人 172
20 新しい宇宙 181
解説 ハミルトンとキャプテン・フューチャー・シリーズ 野田昌宏 187
巻末 キャプテン・フューチャー・シリーズ一覧表 200
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書評

  • 柴野拓美 「月評」 『宇宙塵』 No. 101 (1966.4)  *『柴野拓美SF評論集』(東京創元社 2014)で再録
  • 荒巻義雄著,  SFする思考 : 荒巻義雄評論集成, 小鳥遊書房, 2021.11, p. 686.

謎の宇宙船強奪団 (Star Trail to Glory) CF#6

Translator: 野田昌宏 (NODA Masahiro)
装幀: 金森達
Publisher: 早川書房, 1966.07.31
Pagination: 178 p. ; 19 cm
Series: ハヤカワ・SF・シリーズ ; 3118
内容紹介(裏表紙)
最新の花形宇宙船が覇を争う太陽系一周レースを間近かにひかえて、ここ彗星の宇宙船試験基地では奇怪な宇宙船消失事件が頻発していた。テスト飛行中の新造船が次々に宇宙の闇に消えてしまう – 黒いもやが宇宙船を包む、と船は姿を消し、パイロットは宇宙空間の真っただ中にほうりだされているのである。惑星警察機構が捜査に乗り出したが、なんの手がかりも掴めなかった。
キャプテン・フューチャーの部下としてその名も高いアンドロイドのオットーは、快速宇宙艇コメット号を駆って月の裏側散歩としゃれこんでいた。月をほとんど半周したころ、オットーは船内に何者かが潜んでいるのを感じ、後ろを振り向いた。瞬間、もやのようなものに包み込まれ、気を失ってしまった。そこにいたのは機械人間だったのだ! 彼らはオットーを縛りあげると、コメット号の操縦席につき、航路を金星へと向けた……。惑星警察機構から宇宙船消失事件の解決を依頼された折も折、キャプテン・フューチャー自身がいま、愛機コメット号を失おうとしていた!
太陽系全域にその名を馳せるキャプテン・フューチャーの波瀾万丈の活躍を描く本格スペースオペラ第二弾!
目次
1 自殺基地 9
2 宇宙の謎 17
3 明日の男 25
4 金星への追跡 34
5 オーグ活躍す 45
6 太陽へ向う航跡 56
7 宇宙宮殿にて 67
8 太陽系図書館 77
9 カンス彗星の核 88
10 ロケット乗りとともに 98
11 虚空の謎 108
12 “蛸人”の願い 117
13 サイモン・ライトの待伏せ 125
14 時間加速機 133
15 レース開幕 142
16 太陽系縦断 150
17 解けた謎 160
18 奇妙な勝利 168
解説 フューチャーメンの乗機コメット号について エドモンド・ハミルトン 173
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虚空の遺産 (The Haunted Stars)

Translator: 川口正吉 (KAWAGUCHI Shokichi)
装幀: 内藤正敏
Publisher: 早川書房, 1964.09.30
Pagination: 224 p. ; 19 cm
Series: ハヤカワ・SF・シリーズ ; 3074
内容紹介
マサチューセッツ大学の言語学者ロバート・フェアリは、国立博物館の招きを受けてワシントンにやってきた。だが、空港から、迎えの車に乗せられて着いたところは博物館ではなく、空軍の基地だった。しかもそこには一機の軍用機がすでに出発の準備をととのえていて、ニュー・メキシコのモロー基地にむかうというのだった! 何かの間違いに違いないと思って抗議したフェアリは、だが、事の真相を聞かされておどろいた。時あたかも米ソの宇宙競争たけなわの1970年代。月のガッサンディ・クレーターに基地を設けていたアメリカは、そこに驚くべき発見をした‐‐ 推定三万年前のものとおぼしい軍事基地の廃墟である! モンロー基地はすでに、ガッサンディ廃墟で発見された、未知の文字の彫りつけられた小碑や録音テープが運び込まれていた。フェアリを含む四人の言語学者の任務は、その未知の言語を解読して、三万年前のその人類が持っていた恒星宇宙船のメカニズムの謎を解くことだったのである! そしてその解読に成功したとき、彼はさらに驚くべきことを知った。その廃墟こそ、三万年前に想像を絶する強敵と戦って滅びた人類の遠い祖先だったのだ……。SF界のヴェテラン中のヴェテラン エドモンド・ハミルトンの新作! 本邦初訳!
目次
章題はなし
ヴェテラン・リバイバル 福島正実 221
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書評

  • 「SFマガジン」5(13)(1964年12月号) *p. 95 「SF Detector でてくたあ」 担当: 石川喬司?
  • 柴野拓美 「SF界内部の充実へ」 『宇宙塵』 No. 85 (1964.11)  *『柴野拓美SF評論集』(東京創元社 2014)で再録