世界のたそがれに (In the World's Dusk)

Translator: 小笠原豊樹 (OGASAWARA Toyoki)
Illustrator: 挿絵:中島靖侃
in: SFマガジン, Vol. 1, No. 5 (No. 5) (June 1960), pp. 5-14
Note: 19600601
内容紹介
沈みゆく夕日に浮かぶ孤独な影 - - それはあくまでも人類存続の意志を捨てぬ、人類最後の人 ガロス・ガンの姿であった!
sfm196006

天界の王 (The Star Kings) SK#1

Translator:   木川正男 (KIGAWA Masao)
Publisher:  元々社, 1957頃予定(未完)
Pagination:
Series:  最新科学小説全集 ; 24
Note:  Not Yet Published
紹介記事: まだ現実世界は二十世紀にとどまっている。ジョン・ゴードンは時間を超越する力学作用によって未来世界にとびこんで非常な苦労を経験し、可憐な少女と相知 るに至った。しかし彼の正身は二十世紀に帰って来なければならなかった。陶酔的な夢幻境と冷徹な物質的実在との中間にあって悶える矛盾の描写である。

獣人 (Beasts That Once Were Men)

Translator: 国枝史郎 (KUNIEDA Shiro)
in: 国枝史郎伝奇風俗/怪奇小説集成, 末國善己編, 作品社, 2013.04.15, pp. 43-55

内容紹介
本作は、恋人ラッスの兄フェルトンから奇妙な電話をもらったネッドが、ラッスとともに、フェルトンが「人工遺伝」の研究をしている屋敷へ向かうところから始まる。屋敷に到着した二人は、人間の服を着ていて、フェルトンと同じ身体的な特徴のある猿が死んでいるのを発見。フェルトンの共同研究者だったロビン博士は、ネッドとラッスに、フェルトンの資金援助で生物を遺伝的に変化させる装置を開発したものの、自分の体で装置の実験をしたフェルトンは退化して猿になり、絶望して自殺したと語る。物語は、本当に死んでいた猿はフェルトンなのかを軸に進んでいく。(編者解説より)