アンタレスの星のもとに (Kaldar, World of Antares) SM#1

Translator: 関口幸雄 (SEKIGUCHI YUKIO)
Illustrator: 岩淵慶造
in: SFマガジン, Vol. 11, No. 12 (No. 140) (Nov. 1970) 11月号臨時増刊号, pp. 333-368
Note: 19701115
内容紹介
惑星カルダーの運命を賭けて、光線剣を片手に切りこむ若き地球人の行手を阻むものは?(目次)
赤き巨星アンタレスの光のもと 五つ月めぐる惑星カルダーの運命を賭けて 敢然、光線剣を片手に敵地に切りこむ若き地球人の行手に待つものは?
目次
1 プロローグ 334
2 アンタレスの惑星カルダー 338
3 コルラのチャン 341
4 クモ人間と毒液 347
5 真菌植物の森を越えて 351
6 コスプの都市で 356
7 逃亡と戦闘 361
8 エピローグ 368
sfm197011ex

虚空の遺産 (The Haunted Stars)

Translator: 安田均 (YASUDA Hitoshi)
Publisher: 早川書房, 1981.12.31
Pagination: 224 p. ; 16 cm
Series: ハヤカワ文庫 ; SF 459
Cover: 稲葉隆一
解説: 安田均
ISBN: 415010459X
内容紹介
月のガッサンディ・クレーターに基地を建設中、米国は驚くべき発見をした――三万年前のものとおぼしき軍事基地の廃墟が発掘されたのだ! 発見された小板や録音装置はただちに地球へ運ばれ、四人の言語学者からなる学術チームの手に委ねられた。地球の古代語との類似が鍵となり解読が成功したとき、予想だにしなかった事実が浮かびあがる。その廃墟こそ、想像を絶する強敵との戦いに滅びた人類の遠い祖先のものだったのだ。やがて、人々は解読された資料を用いて恒星宇宙船を建造、究極の故郷を目指して虚空へと飛び立つのだが…… 壮大なスケールで描かれた傑作宇宙SF!
hs-new書評

  • 立原透耶「SFマガジン」 (2015年4月号) 「ハヤカワ文庫SF総解説 Part 1 : 1-500」 p. 107. ; 『ハヤカワ文庫SF総解説2000』2015, p. 127.

反対進化 (Devolution)

反対進化
Translator: 福島正実 (FUKUSHIMA Masami)
Illustrator: 岡野謙二 (OKANO Kenji)
in: 任務完了 / ウイルソン・タッカー
Publisher: 学習研究社, 1970.11.01
Pagination: 63 p. ; cm
Series: コース・グリーン・ブックス . 海外名作SF小説
Note: エドマンド・ハミルトン名義
NOTE: 中学一年コース11月号第3付録
NOTE: G14 113-11
Contents:
任務完了 / ウイルソン・タッカー ; 福島正実訳 (pp. 2-47)
反対進化 / エドマンド・ハミルトン ; 福島正実訳 (pp. 48-63)
dev-jp

反対進化 (Original Collection)

Editor/Translator: 中村融 (NAKAMURA Toru)
Translator: 市田泉 (ICHIDA Izumi)
Publisher: 東京創元社, 2005.03.25
Pagination: 400 p. ; 16 cm
Series: 創元SF文庫 ; SF-ハ-6-3
ISBN 978-4-488-63703-3
内容紹介
《キャプテン・フューチャー》や《スター・キング》でスペース・オペラの雄として知られるハミルトンは、「フェッセンデンの宇宙」をはじめとする奇想SF短編の名手でもある。カナダ奥地で発見されたゼリー状の奇妙な生物との遭遇を描く表題作、人里離れた山中に落下した多面体状の隕石に秘められた秘密「呪われた銀河」、《キャプテン・フューチャー》と同じ宇宙を舞台にした冒険譚「失われた火星の秘宝」、未来が現実となったときのSF作家の哀愁を描く「プロ」など傑作10編を精選。編者あとがき=中村融
Contents:
「アンタレスの星のもとに」 Kaldar, World of Antares 9 (SM#1)
「呪われた銀河」 The Accursed Galaxy 77
「ウリオスの復讐」 The Avenger of Atlantis 109 tr. 市田泉
「反対進化」 Devolution 161
「失われた火星の秘宝」 Lost Treasure of Mars 191
「審判の日」 Day of Judgement 229
「超ウラン元素」 Transuranic 257 tr. 市田泉
「異境の大地」 Alien Earth 293
「審判のあとで」 After a Judgement Day 343 tr. 市田泉
「プロ」 The Pro  365
編者あとがき SF作家としてのハミルトン / 中村融 pp. 389-398

  • 代島正樹, 創元SF文庫総解説, 東京創元社, 2023.12, p. 177.

眠れる人の島 (Original Collection)

Editor/Translator: 中村融 (NAKAMURA Toru)
Translator: 市田泉(ICHIDA Izumi) *「神々の黄昏」と「邪眼の家」を担当
Publisher: 東京創元社, 2005.12.22
Pagination: 405 p. ; 16 cm
Series: 創元SF文庫 ; 637-04(SFハ-6-4)
ISBN 4-488-63704-3
内容紹介
奇想SF短編の名手ハミルトンの傑作短編集、幻想怪奇編。楽園のような孤島に漂着した男が出会った一人の美少女。彼女は、この島のすべてが〈眠れる人〉の見ている夢だという……驚愕の表題作をはじめ、太古の神殿を発掘中の一隊を襲った幻想的な事件を描く「蛇の女神」、見つめることで相手を病気にし殺すことさえできる力を持つ一族との闘い「邪眼の家」など5編を精選して収録。編者あとがき=中村融
Contents:
蛇の女神 Serpent Princess 9
眠れる人の島 The Isle of the Sleeper 59
神々の黄昏 Twilight of the Gods 87
邪眼の家 The House of the Evil Eye (DD#2) as Hugh Davidson 155
生命の湖  The Lake of Life 223
編者あとがき 幻想怪奇作家としてのハミルトン / 中村融 pp. 395-405

 

  • 「夢見られる世界:エドモンド・ハミルトン「眠れる人の島」」『夢と眠りの物語ブックガイド』Kazuou, 2020, p. 18.
  • 代島正樹, 創元SF文庫総解説, 東京創元社, 2023.12, p. 177.

フェッセンデンの宇宙 (Original Collection)

Editor/Translator: 中村融 (NAKAMURA Toru)
Publisher: 河出書房新社, 2012.09.06
Pagination: 457 p. ; 16 cm
Series: 河出文庫(Kawade bunko) ; ハ-8-1
ISBN978-4-309-46378-0
内容紹介
天才科学者フェッセンデンが実験室のなかに創った宇宙。それを見てしまった「ぼく」は – 。名作中の名作として世界中で翻訳された表題作他、「向こうはどんなところだい?」「翼を持つ男」など稀代な奇想SF作家の代表作を収録、さらに文庫版のための新訳3篇を含む全12篇。情感豊かなストーリー・テラーがおくる物語集。
目次
「フェッセンデンの宇宙」 Fessenden’s World 9
「風の子供」 Child of the Winds 35
「向うはどんなところだい?」 What’s It Like Out There?  73
「帰ってきた男」 The Man Who Returned 119
「凶運の彗星」 The Comet Doom 145
「追放者」 Exile 211
「翼を持つ者」 He That Hath Wings 221
「太陽の炎」 Sunfire! 267
「夢見る者の世界」 Dreamer’s Worlds 297
「世界の外のはたごや」 The Inn Outside the World 363
「漂流者」Castaway 393
「フェッセンデンの宇宙」 1950年版  Fessenden’s World 409
単行本版編訳者あとがき 435-451
文庫版編訳者あとがき 453-457

書評

  • 「朝日新聞」 45426号 (2012.10.21) p. 15
  • 菊池崇志「創造主と科学者倫理」『ブックガイド2015』(長岡技術科学大学共通教育センタ-)

フェッセンデンの宇宙 (Original Collection)

Translator: 中村融 (NAKAMURA Toru)
Publisher: 河出書房新社, 2004.04.19
Pagination: 357 p. ; 20 cm
Series: シリーズ奇想コレクション ; 4
ISBN 4-309-62184-8
内容紹介(帯)
“奇想コレクション” 第4回配本は、情感豊かなストーリー・テラー、エドモンド・ハミルトン。生誕百周年を記念して、完全新訳・オリジナル編集でおくる、奇想天外がぎっしりつまった物語集。
史上最高の科学者フェッセンデンが実験室のなかに宇宙を創った! 世界中の言葉に翻訳された、名作中の名作「フェッセンデンの宇宙」をはじめ、代表作「向こうはどんなところだい?」「翼を持つ男」、切ない怪奇小説「帰ってきた男」、ショート・ショート「追放者」、さらに本邦初紹介作として「風の子供」「凶運の惑星」「太陽の炎」「夢見る者の世界」の4篇を含む、全9篇を収録。
Contents:
フェッセンデンの宇宙 Fessenden’s Worlds 7
風の子供 Child of the Winds 31
向こうはどんなところだい?  What’s It Like Out There? 67
帰ってきた男 The Man Who Returned 111
凶運の彗星 The Comet Doom 135
追放者 Exile 197
翼を持つ男 He That Hath Wings 207
太陽の炎 Sunfire! 249
夢見る者の世界 Dreamer’s World 277
編訳者あとがき あなたの知らないハミルトン / 中村融 pp. 339-354
エドモンド・ハミルトン 著作リスト pp. 355-357

銀河大戦 [漫画版] (Outside the Universe) IP#4

Cartoonist: 七瀬カイ(手塚プロ)
Publisher: 主婦の友社, 1978.12.01
Pagination: 161 p.
Series: TOMOコミックス . 名作ミステリー ; TM-25
解説: 原作者と作品について / 加納一郎
Note: 翻案: 加納一郎
Note: Not Fiction
内容紹介(ダストジャケット)
アンドロメダ大星雲。大小マゼラン星雲。そして、われらが銀河系。三つの宇宙をまたにかけ、すすむは恐れを知らぬ星間パトロール隊!
その行く手には、想像を絶した戦いが待っていた。
壮大なスケールでえがく、スペースオペラの傑作が、いま、はじめて劇画で再現された。
ip4-comic

翼をもつ男 (He That Hath Wings)

Translator: 荒俣宏 (ARAMATA Hiroshi)
Illustrator: 岩淵慶造
in: SFマガジン, vol. 10, No. 7 (No. 122) (July 1969), pp. 21-39
Note: 19690701
内容紹介
強烈な放射線を浴びた母胎から、医学史上いまだかつて類例のない奇跡が生れた。その新生児は、翼をもつミュータントだったのだ!
sfm196907